her 世界でひとつの彼女

 

感想

「her 世界でひとつの彼女」は、2014年6月に公開されたアメリカ映画です。

主演はホアキン・フェニックス。

共演は、エイミー・アダムスで、スカーレット・ヨハンソンは声だけですが、大事な役どころで映画を支えています。

監督・脚本はスパイク・ジョーンズ。

「マルコヴィッチの穴」や「かいじゅうたちのいるところ」など、一風変わった映画を撮る監督さんです。

元々はCMディレクターや、MTVでミュージックビデオを撮っていた人です。

なので物語より、感覚で撮る監督といえると思います。

この映画で、注目すべき点は、スパイク・ジョーンズ自身が脚本を書いたということです。

これまでは、おもにチャーリー・カウフマンなどの脚本家の脚本で撮ってきました。

つまり彼の売りであった「ちょっと変な世界」というのは、実は彼自身から生み出されたものではなく、他人が生み出した世界なわけです。

たぶんスパイク・ジョーンズはそういう脚本家たちの「不思議さ」を徐々に吸収していって、それがこの映画で自らによる脚本ということで花開いたのでしょう。

彼はこの映画の脚本で見事アカデミー賞を受賞しました。

驚きです。

物語としては、人工知能に恋をしてしまったちょっとオクテのおじさんが、離婚で疲れきった心を、その人工知能のおかげで少しずつ回復していくストーリーです。

テーマとしては、誰かを愛するとはどういうことか?のようなものが挙げられます。

近未来の物語なので、ちょっとした場面で小道具などに未来を感じられます。

そういう点に注目してみるのも良いかもしれません。感想